産業保健活動のコスト分析
調査研究課題名
産業保健活動のコスト分析
研究代表者
馬場 快彦
調査研究期間
平成5年12月20日〜平成6年3月31日
調査研究体制
馬場 快彦(福岡産業保健推進センター所長)研究統括
池田 正人(産業医科大学教授)調査解析
調査研究結果の概要

 産業保健活動の費用効果、費用効用、費用便益などの分析は産業保健活動の評価と適性な保健サービス資源配分のためにも必要である。
 健康プログラムの経済的評価に関する文献を調査するとともに、今回は産業保健活動の費用効果、費用便益などの分析の基礎になる費用分析の方法論について提案した。その方法の一部を応用して我国における1年1人当りの産業保健活動費を産業別または、事業所規模別に推定した。これは、公表された諸統計資料を組合せ利用する方法である。さらに、費用便益分析の方法について提案し、今後この種の分析が容易になるための環境整備について提案した。